セルライトの落とし方について。
1月 25th, 2021
セルライトとは、簡単に言えば「お腹や太もも、お尻等に現れるボコボコした肌の状態」の事を指します。昔からあった言葉ではなく、1960年代に入ってから美容業界で作られた言葉であり、欧米等ではオレンジの皮のボコボコ具合等に掛けてオレンジピールスキンと言われている事もポイントです。
そんなセルライトですが、実はその正体は大きく成り過ぎた皮下脂肪であり、皮膚の真皮にある線維芽細胞というコラーゲンを作り肌に弾力と艶を齎す組織を、皮下脂肪が押し上げてしまう事でボコボコが出来てしまうという仕組になっています。厳密に言えば、種類も4つ程あって肥満によって溜まった老廃物と脂肪が結びついた「脂肪型セルライト」と、脂肪型が冷え等の血流悪化で変化した「浮腫み型セルライト」がまず挙がります。更にそれを長い間放置した為にコラーゲンと脂肪細胞が結びついて出来てしまう「繊維型セルライト」と、激しい運動の経験者が引退した事を切欠に、筋肉が落ちてそこに脂肪が付いてしまった「筋肉質型セルライト」です。
これらの効果的な落とし方ですが、その為には悪化させる原因の5つを把握しておかないといけません。具体的な内訳は「加齢による基礎代謝の低下」と「血行不良」、「自律神経の乱れ」と「運動不足」、そしてまだハッキリ結論が出たわけではないですが、「遺伝」も少なからず関係していると見られています。
この中で遺伝の方から強く出ている場合は、専門家とかなり相談しなければなりませんが、それ以外の4つの点でしたら、「運動」と「マッサージ」を中心に、サポートとしてマッサージオイル等を導入すると言った方法が効果的です。
要は「血行を良くして筋肉を付けていく事」を最重要視していけば良いわけですので、有酸素運動等でしっかり汗が出る様な運動を無理が無い様に続けつつ、食生活もジャンクフードの度合等を減らして、血行を良くするクリーム等を使っていけばかなり効率が良くなります。
ちなみに、余りに重度の場合は脂肪吸引等の外科的な手法で消す事を考えるのも1つであり、その場合は形成外科等で話を聞いてもらう事をお勧めします。